海水中の塩化マグネシウム濃度について
• 海水の塩分は約3.4%で、そのうち塩化マグネシウムは約9.6%を占めます。つまり、海水全体の中で塩化マグネシウムの濃度は約0.3%程度です
市販製品の状況
• オーガニックサイエンス(MG Balm)などの製品では、塩化マグネシウム水溶液を使用しているものの、具体的な濃度は非公開となっています
• 一部のDIYやスプレータイプのマグネシウム製品では、使用感や刺激の観点から高濃度(3%以上)は粘着感や刺激が強くなるとの報告もあります
結論
• 現時点で、化粧水として販売されている製品で「1リットルあたり塩化マグネシウム約3%」と明記されているものは確認できません。
• 海水と同じ濃度という前提であれば、実際の海水中の塩化マグネシウム濃度は約0.3%であり、化粧水にそのまま再現するのは難しいと考えられます。
代替案(DIY)
もしご自身で調整されたい場合は、塩化マグネシウム(にがりなど)を用いて手作り化粧水を作る方法があります。ただし、以下の点にご注意ください:
• 品質の良い「粗製海水塩化マグネシウム(上質なにがり)」を使用することが推奨されます。安価な融雪剤などは肌への刺激や安全性の面で問題がある可能性があります
• 濃度が高すぎると肌への刺激や粘着感が強くなるため、少量ずつ濃度を調整しながら試すのが安全です
手作り化粧水のレシピや濃度調整の方法
