蒋介石(Chiang Kai-shek)が中華民国政府を率いて台湾に移ったのは、1949年です。その前後における台湾の人口について、以下のように整理できます。

台湾の人口推移(1940年代〜1950年代)

• 1940年10月時点:台湾の人口は約 587万人(本島人約5,510,259人、日本本土出身者約312,386人などを含む)でした

• 1945年10月末:中華民国が台湾を接収した時点では、台湾の人口は約 600万人(日本人の帰還などを含む)でした

• 1949年以降:国民党政府とともに大量の移民が台湾に流入しました。1945〜1956年の間に、中国本土からの民間人だけで約64万人、軍関係者などを含めると200万人以上が移住したと推定されています

 


1950年代の人口推移(台湾)

 

台湾の総人口は以下のように急増しました:

• 1950年:約 7,602,355人

• 1955年:約 9,189,972人

• 1960年:約 10,876,147人


まとめ

• 1940年:約 587万人

• 1945年:約 600万人

• 1950年:約 760万人

• 1955年:約 919万人

• 1960年:約 1,088万人

 


蒋介石が台湾に移った1949年前後から1950年代にかけて、台湾の人口は約600万人から760万人へと増加し、その後も移民や自然増により1960年には1,000万人を超えるほど急激に成長しました。