主な音楽コードの「方式」 1. アルファベット表記(英語式) もっとも一般的な方式。 例:C、Dm、G7 など この方式は 全部で 何種類のコードがあるのか _ では 定番コードを 具体例を 何種類か提示 _ よく使われるコード進行例をハイフンなしで 何種類か提示

🎵 アルファベット表記(英語式)のコードの種類

• *「アルファベット表記(英語式)」で表されるコードの種類は、理論上は非常に多く、無限に近い数があります。**

ただし、一般的によく使われる基本的なコードの種類を整理すると、以下のようになります。

 


1. 基本となるルート音(基音)

• 12種類(C, C#, D, D#, E, F, F#, G, G#, A, A#, B)

 


2. 主なコードタイプ(和音の種類)

• メジャー(Major):C

• マイナー(Minor):Cm

• セブンス(Dominant 7th):C7

• メジャーセブンス(Major 7th):CM7, Cmaj7

• マイナーセブンス(Minor 7th):Cm7

• マイナー・メジャーセブンス:CmM7

• ディミニッシュ(Diminished):Cdim

• オーギュメント(Augmented):Caug

• サスフォー(Suspended 4th):Csus4

• サスツー(Suspended 2nd):Csus2

• アドナインス(Add9):Cadd9

• 他にも9th, 11th, 13thなど拡張コード多数

 


3. 組み合わせ例

• ルート音12種類 × コードタイプ(例として10種類)=120種類

• さらに、分数コード(C/Eなど)、テンションコード(C9, C13など)、省略形、変則形を含めると数百~数千種類に増えます。

 


✅ まとめ

• 基本的なコードだけでも100種類以上

• テンションや分数コードなどを含めると数百~数千種類

• 理論上は無限に近いバリエーション

 


【参考】

• 一般的なバンドスコアやコードブックには、200~500種類程度のコードが掲載されていることが多いです。

 


🎸 定番コードの具体例

以下は、ポピュラー音楽でよく使われる定番コードの具体例です。

(各コードはCを例にしていますが、他のルート音でも同様の形があります)


【メジャー系】

• C(メジャー):C E G

• G(メジャー):G B D

• F(メジャー):F A C

【マイナー系】

• Am(マイナー):A C E

• Dm(マイナー):D F A

• Em(マイナー):E G B

【セブンス系】

• C7(セブンス):C E G Bb

• G7(セブンス):G B D F

• A7(セブンス):A C# E G

【メジャーセブンス系】

• CM7(メジャーセブンス):C E G B

• FM7(メジャーセブンス):F A C E

【マイナーセブンス系】

• Am7(マイナーセブンス):A C E G

• Dm7(マイナーセブンス):D F A C

【サスフォー・サスツー】

• Csus4:C F G

• Dsus2:D E A

【ディミニッシュ・オーギュメント】

• Bdim(ディミニッシュ):B D F

• Caug(オーギュメント):C E G#

【アドナインス・テンション系】

• Cadd9:C E G D

• G9:G B D F A


✅ よく使われるコード進行例

• C – G – Am – F(王道進行)

• G – D – Em – C

• F – G – Em – Am


🎼 よく使われるコード進行例(ハイフンなし)

• C G Am F

• G D Em C

• F G Em Am

• Am F C G

• Dm G C Am

• Em C G D

• C Am F G

• C F G C

• D A Bm G

• E B C#m A